弁護士紹介
佐々木・ジョン・洋介
外国法事務弁護士(米国カリフォルニア州)
1991年、カリフォルニア大学バークレー校、ボールト・ホール・ロー・スクールを卒業(法学士)し、同年カリフォルニア州弁護士資格を取得しました。
1991年から1994年まで、ウィットマン・ブリード・アボット&モーガン法律事務所(前ウィットマン&ランサム法律事務所、現ホランド&ナイト法律事務所)(カリフォルニア州、ロサンジェルス)において勤務し、M&A、ジョイント・ベンチャー、販売代理店・ライセンス等の多国籍企業及び米国の企業の企業法務及び企業間取引全般を担当しました。1994年から1997年まで、日本の法律事務所である、小松・狛法律事務所及びアンダーソン・毛利法律事務所において勤務しました。
その後、1997年、ウィルソン・ソンシーニ・グッドリッチ&ロサーティ法律事務所(カリフォルニア州、パロアルト(シリコンバレー))に入所し、同事務所にて非公開又は公開会社のいずれについても様々の法分野を担当しました。特に、ベンチャー・キャピタル・ファイナンス、M&A及び株式の公募等の取引を担当しました。同事務所においては、当時増加していた日本関連案件の実務上のリーダーとして、ジョイント・ベンチャー及び国際的な企業再編などの日米関係の取引も担当しました。
2002年にモルガン・ルイス&バッキアス外国法事務弁護士事務所(東京)パートナーに就任し、同事務所でのテクノロジー・プラクティス部門の日本担当の責任者として、技術のライセンスやファンド組成の経験をさらに積みました。2003年には、外国法事務弁護士資格(第一東京弁護士会)を取得しました。
2006年JSV外国法事務弁護士事務所(東京)を設立した後、現在に至るまで、日本又は海外における企業、ベンチャー・キャピタル及び金融機関に対して、ベンチャー・キャピタル・ファイナンス、M&A、ファンド組成等のクロスボーダーの取引、ジョイント・ベンチャー、技術ライセンス、キャピタル・マーケットにおける取引に関する法的アドバイスを提供しています。例えば、日本の大手な企業2社, 2007年にIPOを達成した日本のベンチャー企業及び他の上場会社と未公開会社を顧問先のクライアントとし、これらの会社の実務的な法務部において、外国法分野の役割を担っています。その役割の中で、M&A、知的財産ライセンス及び戦略、技術ライセンス、コーポレート・ファイナンス、労務、会社法務及び契約全般、訴訟サポート等を担当しています。
ベンチャー関係の講演として、2002年のベンチャー・ビジネス支援シンポジウム(日本、東京)(東京都・東京商工会議所・日本経済新聞社共催)での基調講演を行いました。
また、商事法務の出版に係る「ベンチャー企業の法務・財務戦略」(2010年)と「スタートアップ投資契約 - モデル契約と解説」(2020年)の本の著者の一人です。
2010年から2012年までは一橋大学大学院国際企業戦略研究科の非常勤講師(米国法)、2011年9月から2020年1月までは慶應義塾法科大学院の非常勤講師(国際契約)にも就任していました。2020年9月から一橋大学大学院法学研究科の非常勤講師(ベンチャー法と実務 – シリコン・バレー・モデル)に就任しています。
使用言語は英語(母国語)と日本語。